「やり方」の前に「在り方」だよ、と気づかせてくれた人に、再び会いに

コーチの石川尚子さん(株式会社ゆめかな代表)に会いに行ってきた。
会えてうれしかったぁ~

~「自己肯定感」と「生きる力を引き出す教育」とは~

と題して、石川さんが2014年と2015年視察したオランダの教育現場の
報告から教育、子育てについて考える機会が、 京都であった。

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京都、五条の橋から鴨川を眺める。京都に来ると気分は大学時代に戻るww

いろんな教育手法がそこかしこにあるオランダの初等教育。
(教育手法についてはネットでもいろいろ詳しく出ているので、
ご興味のある方は検索してみてくださいね)

2014年、視察に行かれた話を池田で伺い、
オランダでのコーチングに基づく教育、「教えない教育」ともいえることが、
さらに具体的なお話を聞く中で、過去の自分(個別教育型学習塾の勤務)が目指していたものとつながった。

そのときは、自分の中の古い扉がぐいーっと開いた感じで
「あ、私はやっぱりここ(教えない教育、考えを引き出す教育)に行きたい」と、
家事セラピストとして、親としての方向に勇気をもらったことが記憶に新しい。

石川さんのご著書を読んでも感じたことだけど、
「やり方」より「在り方」(答えは相手の中にある、と信じている事)ということ。
このことをいつも大切にしていたい、と思っている。

そんなわけで、とっても楽しみな気持ちで参加してきた。

今回、お話しを再び聞いて、自分にビビッと来たことがまた違うので、
自分の変化もおもしろかった。

いくつかメモ的に列挙。

・いろんな知性に合わせた課題を子どもたちが選ぶ。(多重知性理論を取り入れた小学校)
→「選ぶ」ということに対して、私の連想。
たくさんのバリエーションの課題が用意されていて、
それを「選ぶ、決める」というところが、子どもには楽しいよね。
「選ぶ、決める」は先々自分で一から考えて生み出すための材料。トレーニングになる。

・1週間でいつ、何をするのか。自分で考える。 (ダルトン教育を取り入れた小学校)→これも選択肢があって、それを「組む」ところからスタート。
これも先々へのトレーニングになる。

・4歳から小学校
→4歳なら4歳「なり」に、選んだり決めたり。
その年齢でもできるのかどうか?ではなく、
「その年齢なりに」と考えたら何でも可能だと思う。

・得意なことを伸ばして、人の、社会の役に立とう。苦手なことは人に助けてもらおうよ。という考え方。

・小学校までは、社会でうまく生きるのに必要な力、 自ら学ぶ力をつける。 中等教育13歳以降は、学問、専門の体型へ。

・注目されるオランダの教育だが、15~20年くらいでできてきた。ということは、これって希望。日本の今、制度の変化を待たずにできることあるのでは?

・教育養成のカリキュラムで重要なのは実践の成功例。そのために、知る→体験→応用 の順で進むべく、自己省察と自己成長。

・指導者の質問力。

・在り方次第で、待てるし見守れる。

・子どもも含め自己肯定感のこと。「ほめる」ではなく、実践と省察を繰り返す中で得られる達成感、主体性。人からの評価ではなく。

などなど。他にもいろんなヒントをいただけた。息切れしそう(笑)

これらのことについて、次回以降、もう少し感想というか自分の連想を書いてみる。
(いや、できたらいいかな~ww)

今、小学生と中学生の母親なので、その現場(笑)でできることがまずある。
「地域の人」としても、ある。
家事セラピストとしては、家のコトを題材に。
「あなたなりにできるよね。その力あるよね。」
やっぱりそんな在り方で(自分に対しても^^)進んでいきたい。