ストーリーこそ現実 感じられる大人がいること わかりやすく伝えること

先日参加した「子ども食堂全国交流会 in しが」のアウトプットまだ続く。

興味があることに加えて、登壇者の何名かのお名前を見て即決したのだけど、そのお一人。

湯浅誠さんは、日本の貧困問題に関わる社会活動家。
ヤフーに寄稿されている記事を読んでいつも思う、私にとってほんと、分かりやすい。
冷静な目線、状況や問題点を分かりやすい言葉、そして目に見える形で。

そういうわけだから、この日の午後のプログラム「地域が変わる 地域を変える 子どもの光」と題したパネルディスカッションのコーディネーターをされるのが、もう期待いっぱいでわくわくだった。

案の定、パネラーの方の意見を聞き手にわかりやすいことばにまとめて、さくっと再提示。
そこにひたすら感動しましたよ。

パネラーの方々は、

重江良樹さん(「さとにきたらええやん」監督)、大阪の「こどもの里」での気づきをたくさんお話ししてくださいました。

遊びの中で子どもにとって、大人との関係性ができ、SOSが出せたり大人が気づけたりする。感じられる大人がいる地域の中で子どもが居られるように

ということばが印象的でした。映画を見ていない方はぜひ。私も去年知って見たい映画の1つでしたので、4月にちゃんと見る機会を得ました。(4/9大津であります)

金沢満さん、石田幸代さん(近江八幡市むさっ子食堂運営、地区の委員などもされている)、子どもたちの置かれている状況の厳しさを知り、とにかくやってみようと始められた実際の運営について熱い語り。賛もあれば否もある中、地域ぐるみの運営を目指していきたいとのこと。お隣の町です。

開催の有無は知ることができても、そこで生まれているのは日々のストーリー。
ストーリーは語られないと知ることができないし、また聞きにいかないと知ることができない。
ストーリーこそ現実。
そして、そのストーリーとともに、感じられる大人でいること。
それをわかりやすく伝えていくこと。
大切にしたい。

川又竹男さん(厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長)は、子どもの貧困対策について、国としてどういう対策があり、何が決定されているのかたくさんの資料をもとに説明。知らなかったこともいっぱいで、7年位前、子どもの居場所づくりの文科省施策を知った時も感じたけれど、ここでもやっぱり足りないのは「その施策を理解して(利用して)現場でやる人、寄り添う人とそのチーム」とわかりました。

また長くなりそうだからこのへんで^^

参考資料:
すべての子どもの安心と希望の実現プロジェクト http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/kaigi/k_4/pdf/s1.pdf
子供の未来応援国民運動 http://www.kodomohinkon.go.jp/

・湯浅誠さん 1mmでも進める子どもの貧困対策 http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/

(関連の過去記事)
・すごいよ滋賀県と思った日、子ども食堂全国交流会 in しが
・池袋の「要町あさやけ子ども食堂」店主の山田和夫さんの話で思ったこと


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