「福祉」から「暮らし」へ、地域支え合いを考える講演会

自治会長さんからお声がけいただき、子育て支援の人として、今夜は7時半から竜王町主催「地域支え合いを考える講演会」に出席してきました。

講師は、滋賀地方自治研究センター理事 北川憲司さん。

ユーモアとともに、たっぷりの情報だったけど、特に

・高齢化問題が目の前にある今、「福祉」から「暮らし」へ。

・高度成長型人口増ばかり目指すのでなく、成熟型暮らしモデルを。

・持ちつ持たれつ、地域全体でお金を生み、回していくしくみを作ること。(外からのお金をあてにするのではなく)

・居場所づくりは月一回のイベントのやり方ではこれからもたない。(足りない)

・親がここはいいとこだ、と思っているか、ここはあかんと思っているかは、子どもの人口流出に大いに影響している。(住宅政策しても)

・あの人がするなら嫌だとか、目立つことはやらないとか、そういうことが強い集落はたぶんできない。(ここダイジ)

・2030年に向かって孤独死がますます増えていく中で、一人暮らしの人同士が集まって暮らすグループリビングスタイルへ。これは人間関係がキー。これは今から作っていくもの。

・他地域の実例

など、響いたところ。

これ、そうそう、そうだよー
と、うなずくことが多い夜でした。

わたしは、ここに引っ越してきてよかった、ここで子育てしてよかった、と思いたいから地域活動をしている。
ほっとけないことも多く。
ないものは作っていけばよい。

そうなんだよなぁと、自分の思いも確かめた夜でした。
人口12300人。危機感じわじわの中、この町を、暮らしを、という思いに囲まれてワクワクしました。