中学生が感じた、じぶんの扱われ方

「ママ、ここの学校いいよ!すごく手厚いわ。
けど、転校の最初に全校生徒の前であいさつするのは、びびったわ。全校生徒やで!」

そう言った娘の楽しそうな顔がうれしくて、大きな安心をもらいました。
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中学2年生で転校、初めての自転車通学。
この写真は、ヘルメットかぶった登校初日、道案内のために、いっしょに中学の近くまで自転車でわたしが伴走!した朝。
思春期真っただ中、新しい環境はしんどかっただろうに。
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手厚いって、なんか13歳の口から初めてきいたことば。

うれしかったんだろうな。
前の中学校は8クラスあって、クラスもぎゅうぎゅうで、それなりに楽しくしていましたが、先生とあんまり話す時間もないようなことを言っていて。
中学ってそんなものか、と思っていたところに。

転校してみると、違うんだとわかり。
4クラスで人数は少なく、担任の先生だけでなく、学年主任、教頭、校長先生との距離がすごく近くなり。
転校生の恩恵かな、先生方にも気遣っていただき、部活、友だちにも恵まれた日々。
たくさんの人と話す、関わる時間の多さは、自分の扱われ方だ、と感じたのかな。

本当に感謝でいっぱいです。
2年、3年と先生からもクラスメイトからも「前からずっと居たみたい」と言われ、本人のなじみ具合も抜群。

あっという間に高校へ送りだす時期になりました。
「この子はどこに行ってもやっていけます!」と担任の先生からいただいたエールは、私がずっと忘れずにいるだろうな。