母の願い
私のパソコンのデスクトップに心に留めたくて貼っていることばがある。
「心配しすぎない、手を出しすぎない、言い過ぎない、
でもちゃんと感じて、見ていること」
こうして毎日眺めて折々に自分に言い聞かせている感じ。
眺めていてもできるわけではないけれど。
そんなときに…
幼稚園の集まりで「輝け、森の子どもたち」というNHKの録画を見た。
ゴールデンウィーク、実家に帰っていたときに、たまたま見たものと同じだった。
そのときは、ご飯作りながらも内容に引き込まれ、人知れずポロリ涙をこぼしながら見た。
昨日は、そのときの「自分の感動の意味」を考えながら見た。
確かに森という自然、フィールドが素晴らしい。
子ども達ってこんなことできるんだ、こんなふうに乗り越えていくんだというのもある。
けれど何より保育スタッフやこの幼稚園を作ったお母さんたちの願い、見守る目線、態度と実行力に感動したのだ、と思う。
困る→考える→実行して解決する ということは体験を通して身につけていく。
実行しないと解決しない。問題を解決する力…
そうすると常に新しい自分になれるわけで。
子どもたちはどんどんこれを繰り返していく。
放任ではない任せ方
目の前にいる子どもを見る、本当に見る、ってこういうことかな。
大人も強くしなやかなココロを持たないといけない。
自分の中に葛藤がある。だからこそ、励まされたのかな、と。
◆智頭町森のようちえん まるたんぼう