20代のわたしと中学生
塾で先生をしていた私。
そんな私に中学生のときに出会い、
英語の小論文指導を受けた女の子がいた。
その後、大学生になった彼女は、
その塾で講師のアルバイトをし
そして、英語を教える仕事に就いた。
自分の特技をいかしつつ働きながら、
こういうとき、尚子先生だったらどうするかな、
どう言うかなと思っていたそうな。
巡り巡って、再び会う偶然がやってきた。
本当に先生はよかったんです、会えて感激って目を赤くしてくれて。
わたしもいっしょに赤くして。
目の前にいるのはもう30半ばの大人だし^^
なんだか不思議な感じでした。
どういうところが、よかったの? って聞いてみたら
上からじゃなくて、私の横にすっと降りてきてくれて、
あなたはどう思うのかと、いっしょうけんめい聞いてくれた、
一緒に考えてくれたって。
そうか、そうだったかー
20代のわたし。
あなたのおかげで、私は誰かの心の中にいることができた。
それが20数年後にプレゼントされるとは。
年とってよかったな、なんて思う。
自分の娘がその中学生の年齢だから
大きなヒントもいただいた。
今は幼児教育の現場にいる彼女。
子どもやお母さんへのかかわり、お手伝いの力、
そんな話題で再会できたこと、これまた感激。