しょうこさん、畑しませんか?
「しょうこさん、おいでキッズで畑しませんか?」
(※おいでキッズは、地区で始めた週1放課後の小学生の居場所。)
この言葉を聞いてすぐ、「したいです!」と言っていた。
夢か?!と思うくらいうれしかったのは、子どもたちと畑をやれたらいいなあと思っていたところだったから。
あー わくわくする!
そのことをそのまま伝えつつ、お話しを聞くと、
・ここはもともと農村地域なのに、どんどん休耕地が増えてきた
・そういうところに住んでいる子どもたちに、もっと土を触る機会を持ってほしい
・畑づくりに親しんでほしい
という思いを聞くことができた。
そしてわたしは、
・植えるだけ、収穫だけ、のイベントから一歩進めた活動
・育てて食べる、そこまでの労働を実感する
・育てる喜び、自分の力だけではどうしようもないこと、じゃあどうすればいい?をいろいろ感じる機会
などなど作りたいと思うことを話したり。
でも、畑をしたこともない私。アドバイスされてもその用語すらわからない状態。
「わからないことだらけの中、それでも自分が動かないと始まらないの練習」のようだ。
あっという間に3週間。
ひえー 植える時期のリミットが!
水道はないから、水はどうする? 相談したり、タンクを借りたり。
水を運んでもらったり、何をどう植えるのかも一緒に教えてもらったり。
賛同してくださるおじさんおばさん、おじいさんおばあさんのおかげで、今日、無事苗を植えることができた。
助けてもらう練習、これもやってるんだと思う。
さて、今日の子どもたち。参加は2年生から6年生。「自分がやりたい!」という意欲はみんなある。
ただ、「自分が動く」というのは、とても個人差がある。
こっちにも水っ!とか叫んでる子には、叫ばず自分が動いてごらん、と声かけたり。
要領もわかってくると、だんだん、動きがでるようになって、水をくむ人、水を運んで配る人、植える人、というように分業されていった。
「こっちにも水っ!」と叫んでた子が「誰か水いりませんかー?」とじょうろを持って行商(笑)していた。
いつもは高学年に偉そうに言われている子(^^)が、「さつまいもはこうやってななめに植えるねん」と説明している姿はかっこよかった。
「明日、来ていい?」の声。
もちろん。今日からはじまり。しばらく夕方は畑。