掲載*2017婦人之友8月号*「みんなで家事」のしくみづくり
「婦人之友」8月号に掲載していただいた、わが家の今。
(明日はもう9月号の発売なので、写真を掲載します^^)
子どもたちには、日常生活の中で体を動かしながら「家の中の心地よさは自分たちでつくろう」と感じてほしいと願っている私です。でも、「家事ができること」が目的ではなく、自主、改善、工夫、他者への関わり…などを学ぶ機会として、家事が最適だと気づいたわけなのです。
家の中の心地よさをつくれる人は、外(社会)でもそうできるんだよ
そんなふうに子どもに伝えたいな、と。
「勉強よりお手伝い」と言いつづけ(過去記事はこちら「お手伝い至上主義、勉強よりお手伝いが大事!と言うと一番驚いたのは夫だった。」 )、大阪でやっていた「家事のまわしかた」を、滋賀の実家の父との同居でどう続けていくか、新しい場でモノの配置に知恵を絞り、「ここ仕様」に変えてきました。
そんなにがんばらないでもできるように。
ただでさえ、「お手伝い」は子どもの日常にとって少し面倒で、できればお母さんやってよー 的な内容ですから、とりかかりのハードルが低いほうが断然いい。いちいちお母さんが必要でないしくみ。
面倒+がんばる なんて、一番しんどい組み合わせだから、ラク+がんばらない がいい。
そして、そこに「楽しい、うれしい、ねぎらう」が加わって、続いていくように。
この記事以降、また部屋の模様替えをして、家族で相談しつつ、さらに「こっちの方がいいね」を探りつづけています。
そんな住まい方を楽しみながら、「単なる家事」から昇格させてあげるといいなと思うのです。
70代のじいじもいっしょに、「みんなで家事」
それが日常の記憶になって、未来の私たちをまた支えてくれるんだろうなーと思います。