生活の中から生まれるつながり

今月、滋賀県教育委員会主催の研修会で《地域のつながり》をテーマとした事例発表として、お話しさせていただきました。

滋賀県教育委員会主催
令和3年度 人生100年時代の地域における学びと活躍推進事業「他分野連携型研修会」

これは、多様な分野の先進事例や互いの取組を学び合うことで、分野を超えて地域課題に取り組む新たな連携・協働が生まれることを推し進める取り組みです。(チラシより)

県教委より申込者にはオンデマンド配信視聴URLがお知らせ済み。7/6(火)まで。

 

「家事とは人とつながること」

私がライフワークとしている家事セラピストの師、辰巳渚さんから学んだ家事塾の考え方の1つです。
この延長線上に家族、家庭があり、地域、社会があるなぁ~と実感しながら、子どもを育てる母として、見えたものがたくさんありました。

そんな風に生きてきたら、機会や活動が生まれ、いつも何かしら関わり続けてきました。

大阪・池田から滋賀・竜王に来て、ひだまり学舎の木田桃子さんと出会い、一人ひとりの暮らしが地域と共にさらに育つ、そんなあり方を目指した一般社団法人暮らし育て組の設立や活動。子育て中の母たちのつながりづくりであるhug組、家事セラピストとして、対処より予防の視点で若い家庭に関わっていること、住んでいる地域での小学生の場づくりや地域ごとなど、お話ししました。

竜王町からも4名が当日来て下さり、感激でした。それぞれの抱えておられる課題が前に進む元気になればと願います。

今回、わかりあえなさを前提にどう関わっていくのか、対話についても考え続けている自分のあり方と、何に力を注ぎたいのかをことばにして自分に示すことができました。

このような機会をいただき、細かなサポートをしてくださった滋賀県教育委員会事務局生涯学習課のみなさんにとても感謝しています。担当の方々の熱意がまた、わたしの励みとして循環していきます。