実はたのしいお手伝い塾@ひだまり学舎

1歳から11歳まで、縦に長い年齢層の子どもたち。
お姉ちゃんやお兄ちゃんが弟を抱っこしたり、わいわい賑やかな時間となりました、おやこ講座「実はたのしいお手伝い塾」

夏休みの今日、滋賀・竜王町ひだまり学舎で開催しました。

最初に行う家事塾定番のワークは、子どもチームと大人チームに分かれ頭を使います。
子どもたちは、1回でもやったことがあるお手伝いについて考え、聞きあいます。(大人は家事について)

いやなところも、よくよく質問して、掘り下げてみると、「あ、そうなの~!」ということが出てきたりします。

「洗濯干しがいや」→「棒が高いし届きにくい」(小5)
「かたづけ」→「どうかたづけたらいいか分からない」(小6)
「くつを毎日並べるのがいや」→「夜こわい」→「電気が暗い」(小2)

お手伝いがいやなわけではなく、何かの不都合があるのかもしれない。
それを見つけられたら、あれ?これって解決できるかも?
半数は小学生だったので、そういう見方もお話ししました。

次は、いいところはないかな?と考えてみると

「ごはん作ったらよろこんでくれる」「せんたくたたみでおわってありがと。気持ちいい」「おかあさんに(靴そろえを)「きれいになったね」といわれてうれしかったです」

「自分」が楽しい、すっきりして気持ちいいと感じたり、
「だれか」が見てくれたり、喜んでくれたり、ありがとうって言われたり。
それが自分にとってのいいことなんだね。

そして、手と身体を動かして道具を体験し、最後にかぞく会議!
小さな仕事をうちの中で見つけられたかな?

「将来、いつかのため」もあるけれど、子どもの「今」を育てる「お手伝い」
家族の一員として。
「自分のことを自分でする」のも、最初のうちお母さんの手から自分に移すから「お手伝い」、そう思っています。
年齢に合わせて少しずつ移していくイメージで。
だって、自分でできたらうれしいのだから。

お母さん方からのご感想をいただきました。

▶参加前は、家事は大事、子供が一人暮らしをいつかする時に役立つと思っているので参加したけれど、年中の弟はすごくやる気になりました。お母さんは「おうちのそうじしてないし…」とズバリ言われました。

▶責任ラインを親がひきあげていく、というのをそうだなあと思いました。小2のお姉ちゃんは、今まで夏休みの宿題としてのお手伝いしかできていないので、一から、責任ラインをあげていかねばなあ。

▶子供がお手伝いをしたいと言ってくれていたのに、時間がかかるしとか、余計な仕事が増えるしと思って断っていた事を反省しました。

▶もっと子供の力を信じて任せてみようと思いました。

▶子どもといっしょに家のことについて考えるきっかけになってよかったです。

▶これからが楽しみ。

 

ありがとうございます!
お母さん方にもいつもの質問、子育てに終わりはあると思う?、から考えていただきました(^^)/

来月のおやこ講座は8月25日(金)「机まわりの片づけ大作戦」小学生以上が対象。
親子で片づけを学び、解決力への一歩を。