よう見つけてくるなあ~探してるからや(笑)、の時間

ちょっとええとこ見つけてん、
と大学時代の友人と京都で語りタイム。

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このお店の近くに住む友人が「よう見つけてくるなあー」と感心してくれた。それに一言、「探してるからや(笑)、ほんならたまたまね」

来てみて、なぜここに惹かれたのか、とふとわかった。

●陶芸家のお父様の作品を使われていること。お兄様が現在作られているそうで。そして、お店はおじいさまが住んでいらした家。

わたしの母は20年陶芸していたけれど、その作品がたくさんある。
私にとって、
愛した人が愛したモノをまた愛し、それを使っている、というのがじわーっといい。
青磁の器、母も好きだったなあ。と思い出したり。

●古民家なこと

わたしは古民家に惹かれるけど、何が好きなのかなと思うに、
木のこげ茶と壁のベージュの対比とか。
照明のオレンジ色がかったホワンと柔らかい色とか。
その中から見る、木々や草花の緑。
キリリとしていて柔らかい。(なぞなぞやん)

その感触と色なんやー と気づいた。

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●おいしそう

フルーツも何も、しっかり計算された美しさが気持ちいい。

丁寧に作ってくださったサンドイッチとコーヒーをいただきながら
「作ってもらうってうれしいね」の気持ちがぱっと湧いたけれど、
それは「どうぞ、(うふふ、おいしいよ~)」という
作り手の気持ちをいただいてうれしいんだな、とまた気づく。

 

友人とは、こんな↑話のほかに、それはもういろんな話をしたのだけれど、
子にまつわる集団(ママの集まり)のお悩みもあるようで、
「こっち!」と言われればそれに従うような雰囲気が(そこにあって)しんどいと。
「わたしはそれは行きたくないなあと思いつつ、小さくなりつつ
でもなあ、自分の伝え方が悪いのかなあ」 と彼女はあれこれ思いを巡らしていた。

はい、これ、赤い服着なさい!って言われても、
私はそれはいややねん、青がええねん、
って思うのは、健全やん?
だから、あんたは健全やん、私はそう思うわ~

と言ったら、何かツボにはまったらしく楽しそうな顔に^^

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混んでくると困るなぁと勝手なことを思いつつ、
友人を誘ってまた来ようと思いつつ
来た人がいろんな思いを巡らしたりするのは、とても貴重な場所
小さな道具や飾り、花ひとつにも気がかけてある

家でゆっくりする、そんなお店。
お店の方の「好き」と「やりたい」を表現するところ。
これが自分にドンピシャだった日。
うれしい日だったなあ

好きやなあ、の河井寛治郎記念館のすぐ近く。

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知らせたい、でも知られたくない。そんなお店がまた一つ増えました^^