すごいよ滋賀県と思った日、子ども食堂全国交流会 in しが
「これは尚子やな」と12月に思いついてくれた友人。送られてきた一枚のチラシ、登壇者の中に、
池袋の「要町あさやけ子ども食堂」店主の山田和夫さん、
湯浅誠さん
映画「さとにきたらええやん」監督の重江良樹さん の名前が。
わ!これは絶対行く!ありがとう!とすぐに申し込みをしたんです。
そんな「子ども食堂全国交流会 in しが」に参加することができた昨日でした。ありがとうYちゃん。
行ってみると、思った以上にギュッと詰まった一日。
主催は公益財団法人 糸賀一雄記念財団。
オープニングで、糸賀一雄さんのことを知ることができた。
「現代福祉の父」とも呼ばれ、戦災孤児や障害のある子どもたちのために尽力した方。
実践したこと+学術的なこと+見識をまとめあげて仕組みをつくる、制度を作るということにつなげ、登壇の上野谷加代子さん(同志社大学教授)いわく、教育者であり、実践家であり、思想家であると。(この3拍子、羽仁もと子さんを思い出した)
糸賀さんの「どの子にも育ちや学びがある。それを見守る」発達保障という考え方やことば、「この子らを世の光に」「自覚者が責任者」
これをキーワードに「共に生きる地域をつくっていく」を率先してやっていこうとしている滋賀県。
滋賀の縁創造実践センター設立のことを知って、なるほどと思った矢先だったけど、
やはり、その意図や内容、それはすごいやん。
とりあえず組織したとかではなく、何を大事にして取り組むかという視点も思想も持ってる。
その方向は点在している人たち(私も)を勇気づける。
向かおうとしてはる方向はいいやん!
でも、小さな町にはまだまだ届いてないんやん。
でも今日私が来た。そこからそこから。
入れたら出す、自分の中も循環させていこ。と自分を励ます。
必要なのは仕組みよりもまずは実践。そこから仕組みや制度を生みだしていくという順に相当納得した時間だった。(これ、家の中のコトと同じだ)
長くなったので、シンポジウムの感想は<つづく>。
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