小さくはじめて、みんなで大きくする そんな関わり方
先日参加した「子ども食堂全国交流会 in しが」で(過去記事はこちら)お話し聞きたかった方のお一人、池袋の「要町あさやけ子ども食堂」店主の山田和夫さん。
長い夜が終わって、もうじき夜明け、でも今はまだあさやけの時。そんな気分で名前を付けました。(山田和夫さん)
(先日、家から見える朝に美しくてとった朝焼けの写真を帰宅して見返した。希望、これから、そんなイメージを思う)
山田さんのことは、雑誌「婦人之友」2015年1月号の記事で知ってスクラップしていて、その活動やエピソードにとても感じ入ったから、心の中に残っていた人。
この日、くわしい資料からもいろいろ知ることができて、響くこともまたあって、来てよかった感いっぱい。
思わずメモしたことをふり返ってみる。
スタッフの方と普段の打合せはするものの、反省会などはしないとのこと。
「70点を目指しているからなんです。できていないところばかり見ないんです。100点だと新しい人の入る余地がないでしょ?」
このことば思わずハッとした。すごくハッとした。
子どもへの見方、自分への見方、集まりのあり方、いろいろ考えがつながっていく。
「実際はね、皆さんそれぞれ気がついた方がやっているんです。」
当番とかそういうカタチにしなくても、自主的なことの重なりが集まっていて、余地があるから誰かが手伝える。
配慮の足りないところをそれぞれにカバーしあっている。
決して一方向ではなく。
そこに至るような、そんな人と人との関わり。そして静かな信頼感。
ああ!そこ!「お手伝い」って、本当はとても主体的なことなのよ~(と、熱くなる^^)
何をするか、の内容ではなく、人と人のあり方。
そして、だからこそ、お互いにありがとう~と労うことができると思うから。
「小さくはじめて、みんなで大きくすること。育てること。」
山田さんからのメッセージ、とても胸にしみる。
はじめた「コト」も育てたいけど、こんな関わり方も育てたい。
いずれにせよ、はじめること。
子ども食堂のこと、地域に根ざすということ、人と人のありかた、「お手伝い」のこと。
自分が思いもしないくらいたくさんの「!」をいただいて帰ってきた。
山田さんのおはなし、ここでも拝見できます
↓要町あさやけ子ども食堂
http://www.asayake-kodomoshokudo.com/
親子で家のコトをする、そこから育つ「頼り頼られ」の関係性は家の中から家の外へ、どんどんと。
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