小学生の居場所づくりの2周年

週に1回、放課後に自治会館を借りて地域の小学生の居場所づくりを始めて、この12月で2年経ちました。

こういうことを地域で、と提案した2年前、
「子どもの面倒は親が見たらいいやん」
と言われました。

「親だけではできないことがある」と話して私一人でやるから、とスタートし、

毎月、A4サイズ1枚の活動記録を作り続けました。

今では、各年の自治会長さんのご協力をいただき、
「毎月必ず班で回覧されるリスト」の中に入りました。

このお便りを見て下さって、

手伝うわ、と来てくれた方がいたり、
親から話を聞いたと30代の独身の方が仕事の休みを合わせて、月に一度来て下さるようになったり、

「みかんの実がたくさんなったから、取りに来ないか?」
「さつまいもをみんなで堀りに来ないか?」
「尚子ちゃん、おいもをおやつで使うか?」

どんなことをやりたいと思っているか、わかってくださって、声掛けていただいたり。

折り紙や工作の達人に、忙しいからできないわと言われた2年前ですが、今は年に数回実現してくださいます。

少しずつ、少しずつ、私一人ではなくなりました。
ああ、そうでした。
いちばん、協力してくれたのは、小学生の娘です。

中学生もたまに寄ってくれます。
ここで出会った子どもたちが、大人になったときのことをワクワク思いながら、今を過ごしています。

地域のことで、もやもや、むずむず思っておられる方に、何か励みになれば、と書いてみました。

できるときにできることを。

2周年は竜王産のいちごを紹介しながら、贅沢なお祝いおやつタイムでした。

本年度は地域自治会の活動として、予算をいただき運営しています。