好きなモノのために向かう時間

次女と恵文社に行きたいね、と盛り上がったので、夫を誘ってドライブに出た12月の土曜日。

最初に向かったのは三条大橋たもとの内藤商店さん。
小さな棕櫚の束子を買いたいタイミングだったので、それなら…と。

束子は他でも買えるのだけど、お店の佇まいを味わいに行きたかったし、次女や夫にも知ってもらえたら楽しいかなと。家で使う道具を選ぶひとときは、本当に楽しい。
家が好きだから。好きなものを選ぶ時間が好きだから。

「物買って來る 自分買って來る」

買い物するときに思うことば。河井寛次郎のことば。

次女と内藤商店さんでお会計中

三条大橋をコナン君の話に出てきた!とはしゃぐ次女。
堀川との往復は楽しい家族散歩の時間にもなった。
そのあとは、一路北へ。一乗寺へ。

恵文社。本にまつわるあれこれのお店。
お目当てのものを探しながら、夫のしびれが切れないうちにと次女とソワソワ回る。
好きなモノを見つけるよろこびと、選ぶよろこび。

12月に毎年飾れそうなカードと Hutte paper works 活版印刷のメモパッド

好きなモノに出会うというのは、そういう自分に出会うということ。
次女もそんなわくわくを味わったようで、なにより。
好きなモノのために出かける時間は、自分を大切にする時間ということだね。