家族のこと~日が沈むうつくしい時

夫方の母が永眠し、お別れに行った今週でした。
慌しく何も手につかないような時間
夫と娘たちと揃ってのゆっくりした旅の時間
久しぶりに会う方々との懐かしさ
いたわりあう気持ち…
いろいろな感情に支えられる感じでした

義母の家事からは手際良さと段取り力を学びました。裂織りや絵手紙、水彩画など、手を動かして美しいものを生み出すことが好きな人でした。
義父がいくつかを選び、別れの場に添えました。
お別れの準備をしながら、自分たちなら何だろうと娘たちと話したりしました。
そんな時間も義母がくれたんだとしみじみです。

お別れのあと、ちょうどいい時間だからと夕陽を求めて家族でひたすら歩いて岬へ。
黒衣の散歩ファミリーもなかなかブラックユーモアな感じ。
雑木林を抜けた先に広がった景色、あっと驚き。
大きな癒しと安らぎをもらうことになりました。

あとから長女がくれた写真は岬へ向かう私と夫の後ろ姿、うれしいプレゼントでした。黒衣だけど。
大切な日の記憶の一枚になると思います。