自分で決めていい~暮らしが環のまわる片づけ@ひだまり学舎
片づけの講座では、「暮らしの環」というお話を必ずします。家事セラピストが大切にする「生活の哲学」です。片づくための三原則など具体的な話ももちろんですが、物とのつきあいの仕方や暮らしの在り方、人生…など、どう生きる?に自然とゆるりとつながるものです。

その時々の参加者さんのお悩みを「暮らしの環」に照らし合わせて見て行くわけです。
あら不思議。それぞれに必ず…何をどこからすればいいか、手を動かすところが見えたり、ご自分への気づきを見つけたりしてくださいます。
今回は、「これ捨てたいけど、捨ててもいいのか」の気持ちも話題になりました。自分は不要と感じているけれど決め手に欠ける、捨てる事への罪悪感です。誰の物なの?誰が責任者なの?…から、どうしたいの?へと続いて、「決める」に至ります。
みなさんの気づきや印象に残っていることより(許可を得て掲載)
・推しグッズ、園・学校用品など定位置が決まっていない物が多いことに気づいた。そこに、日々悩んだり、モヤモヤしたり、イライラしたり、ケンカの種になったりしている状態。定位置を決めるにあたって、「その人がやりやすいか」と考えようと思った。
・「自分で判断していい」という事。人のことは気にせず(とまではいわないけど)自分で判断して心地良い場所・空間が作れたら。片付けの順番。枠(入れ物)の準備から入らない。
・写真の片づけ→自分ももう一度見直す事。捨てることに自分の判断でする。収納ケースは片づけの後に考える。
・自分の判断で決めていいと聞いて、心が軽くなりました。そして明日からまた片付けをやろうという気持ちがわいてきました。ありがとうございました。
いえ組
滋賀・竜王町のひだまり学舎にて。家事・片付け・時間・家族…月に一度、自分の思いと暮らしの土台を調える小さなレッスンのじかん。少人数で聴きあったり、書いたりして自分のこたえを見つけています。
https://kurashi-sodate.com/events/ie