その人の家事に触れる調理実習っていい
6月5日(金)、豊中友の会で3回シリーズ生活基礎講習があり、参加してきました。
2回目のこの日は、調理実習がメインです。
普段の一汁三菜ということで、
豆腐とわかめの味噌汁・・・昆布といりこで出汁もおいしく
鶏のてりやき・・・楽にさっと用意できるコツ
簡単煮しめ・・・鍋帽子が活躍する、切って並べて手間いらず
きゅうりもみ・・・生姜が効いてさっぱり
そしてデザートにトマトオレンジゼリー。
ほかにも友の会では定番の「味付けの割合」やそれを利用した合わせ調味料の紹介など。
講師の方のちょっとしたコツや工夫の伝授が何より楽しみな時間です。
その人の家事に触れる、自分と照らしあわせてまた学ぶ、実習のよさだなと思います。
包丁やまな板の数のこと、野菜の水を切るための晒ふきんのこと、きゅうりの汁とプリン石鹸、出汁をとったあとの昆布といりこを酢を入れて作る箸休め、などなど。
はたまた、ひと仕事ひと片付けよ~と普段の考え方についても声があり、はじめて参加の方は目をキラキラさせて聞いていました。
そういうところに、家事の秘訣が隠れているんですね。
片付けながらの時間では、受講者同士でお料理からシンクの排水溝そうじの用具まで、どうやってるの?の話題が飛び交いました。
みなさん、打ち解けてくると聞いてみたい話題、家事のこまかなこと、気になること、あるんですね。
人それぞれのやり方を聞きながら、「自分にとって気持ちいいやり方」が見つかるといいなと思います。
家事には正解はない、そう思います(^^)
なぜなら、家事のやり方は、そのままその人らしさにつながるものだから。
「経験に基づいた型」に触れていく、やってみることが自分らしさを築く鍵でもあります。
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*豊中友の会
雑誌「婦人之友」の愛読者の集まりで、「全国友の会」187の支部のうちの1つ。
「家庭から社会へ」と暮らしそのものを通して社会に貢献することを願い、学びあう活動をしています。