この靴下は丈が中途半端でかっこ悪いねん
持っているけれど使わない衣類には、使わない理由がある。それを「自覚」して暮らしの環をまわしたい。それは子どもにも伝えたいコト。
モノがたまりがちな高校生の長女。
冬のインナー、靴下などくたびれてきたものの買い足しに合わせて、引出しの整理。
しかし、引出しの中はモノが混在して手ごわそう、ということで、いっしょにやりました。
片づけの手順通りに…
1.引出しのモノを全部出す。
2.種類ごとに分ける。今回は、靴下、インナー各種
3.使っているものを選ぶ。
「これは履き口がもう伸び伸びだ~」「薄くなってるー」などなど、ひとつひとつのインナー、靴下をチェックして分けていた娘。
ところが…
むすめ:この靴下は丈が中途半端でかっこ悪いねん。
わたし:そっか。履いてないの?
む:うん。履いてない。
わ:履いてないんやね。そしたら…
む:あ、でも、あんまり履いてないから(捨てられない)。
わ:そっか。でも履いてない理由は丈が自分に合わないんだよね?使うかな?
む:うーん使わないかもやけど…でも、ほとんど履いてなくて(もったいなくて捨てられない)
わ:じゃあ、いつも履くものとは分けて、「はかないかも」によけておこう。
む:うん。そうするー

引出しの中だけど、奥にスペースとラベルを。埋もれて忘れないようにラベルはダイジ。
着ていないものには、それなりの理由がある。
まずは、その理由に気づいて、もう着ないなら手放すものとして分けていく。
でも、でも…と迷いが続きそうなときは、「今使っているものと混ざる」ことだけを避け、「手放さず分けておく」に進む。
時間かけて考えると疲れる。捨てられないわー、片づけって苦手~となってしまう。
「やっぱり履かなかったな」と納得できる次のタイミングを用意すればいい。
(妹に回す、という新たな手が生まれるかもしれないけど)
手放す痛みはとても大切。
そのままにしておいては、自分に必要のないモノがたまるばかり。
買ってみたけれど着心地が…と失敗もする。まだまだ修行中だから。
それは自分を知ることになる。
それをそのままにしないで、自覚すること。
そして次の買い物に活かすこと。よく考えて家に入れること。
なんていう話は何度もしてるけど、何度も繰り返す。母のお経と思ってもらおう。
4.3を種類ごとに戻しやすく出しやすいように収納する。
自分の引き出しがしばらくするとごちゃごちゃになる、ということなので、「何をどこに」がはっきりするように区分け。
家にあるもので0円収納。古くなった段ボールファイルボックス(無印良品)を切って真ん中に置くと、3分割。
引出しの中のモノ分類表示には、ダブルクリップを使っています。(家にたくさんあるから(笑))
・マスキングテープに文字を書き、クリップに貼る。
・クリップを仕切りに挟む。
日々の片付けは、ものをもとに戻すこと。
折々の片付けは、自分に向き合うこと。
年末は、”折々”ですね~