かぞくで家のコト@高島市

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10/1(土)共育学習会「かぞくで家のコト」
主催:高島市教育委員会事務局 社会教育課
共催:高島市子育て支援課、たかしま結びと育ちの応援団
会場:新旭公民館多目的ホール(高島市)
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家庭教育支援の一環として、お手伝いや家事を通して親と子の関わり方を考えるため」に開催されました。
いい天気すぎてどうしようーと思うほどの秋晴れの土曜日、興味をもってきてくださった20代~60代の方々に感謝です。

座って話していたかと思ったら、「あなたはどんな家庭にしたいですか?」とマイク片手に会場に出たり。みなさん、突然向けられたマイクに戸惑いながらも(そもそも私はどう望んでいるのだろう)と考えて答えてくださったりしました。

お手伝いについては、いいこと、家族だからするべきだ と思いがち。
「いいことなんだけど、でも、ちょっと待って!」という気持ちで、いくつかのエピソードを交えてお話ししました。

お手伝いには「好きな人が喜ぶ顔が見たい、好きな人の役にたててうれしい」という思いがベースにある、と大人には知っておいてほしいから。
だから子どもたちはがんばっちゃうし、広く”家事”にはそういう面があると思います。
そのことを自覚して家族と関わると、見えること、出す言葉が変わると思うのです。ありがとうが行き交う家庭を作っていってもらえたら…と子どもの笑顔のために思います。

・子どもが経験を積む=大人がスモールステップを作る、というところがわかりやすく、コミュニケーションの方法がわかった。
・お手伝いをするということは、作業としてできるようになることだけでなく、心の成長につながることだとよくわかりました。
・(困り事回避には)こちらの準備不足も大いにあるなと感じました。毎日当然のようにやってくれていると確かに感謝の言葉がなかったなと反省しました。
・自分のため家族のため何ができるかを考える時間になりました。

ご参加の皆さんからのアンケートより

終了後は、ざっくばらんな質疑応答で、
・おこづかいとお手伝いのこと
・ありがとうと言わない夫
など話題に。会場開催ならではのおしゃべりができました。
こうして「家のコト」をいろいろ話せる時間、少しずつ増えるといいと願います。